おみやげ店やギフトショップでの英会話(4)

おみやげ店での英会話

商品が免税か尋ねるとき

[客]Is it a tax-free product?
OR
[客]Is this tax-free?
(訳)それは、免税(消費税なし)ですか?

[店]Yes, it is.
(訳)はい、そうです。

ところで、皆さんは duty-free という表現の方が
空港で見かけるので、なじみがあるのではないでしょうか?

tax-free と duty-free の違いは、
少し細かいですが、理解しておくことは重要です。

一般的に、tax-free は、
一定要件のもとで消費税が免除される場合に利用されています。

一方、duty-free という場合は、
消費税のほか、関税その他あらゆる税(酒税など)も免除されることを意味します。

関税などが免除できるのは、空港内のお店などごく一部に限られています。
通常の街中のおみやげ店での免税は、tax-freeであり、
duty-free というと誤解をまねくおそれがあるので注意してください。

[客]Can I get this duty-free?
(訳)それは、免税(デューティフリー)ですか?

と尋ねられたら、厳密には、

[店]The consumption tax is exempt, but the custom duty and others are not.
(訳)消費税は免除されますが、関税等は免除されません。

と答えておくといいでしょう。

免税の要件などについても、
一度整理しておくといいかもしれませんね。

商品がどんな材料でつくられているか尋ねるとき

[客]What’s this made of?
(訳)これは、何でつくられているのですか?

[店]It’s made of silk.
(訳)それは絹でつくられています。

silk 絹
wool 毛
cotton 綿
hemp 麻
nylon ナイロン
polyester ポリエステル
wood 木
iron 鉄
plastic プラスティック
vinyl ビニル

なお、英語のvinylは、plasticの一つの種類なので、
日本語でいうビニルをさしてplasticということもあります。

お客さまが、お店の人に、保証書がついているか尋ねるとき

[客]Does it have a warranty?
(訳)それは保証書がついていますか?

[店]Yes, it does. / Unfortunately not.
(訳)はい、ついています。 / 残念ながら、ついておりません。

保証については、保証書があっても、
国外に持ち帰る場合、実際には利用できない場合が多いのではないでしょうか?
アフターサービスについて、はっきりとしたことがいえれば、
お客さまも納得の上、安心して買うことができますね。

日本製か尋ねるとき

[客]Is it made in Japan?
(訳)それは日本製ですか?

[店]Yes, it’s made in Saga prefecture.
(訳)はい、それは佐賀県で作られたものです。

中国製が日本製を超えているという商品が増えてきました。
しかし、それはそういう商品があるというだけで
まだまだ全体としては、日本製が信頼できますね。

最近は、日本の会社が企画して、実際には中国の工場で製造してもらい、
輸入したうえで、日本で販売しているものも多くなりました。
その場合は、やはりmade in China でしょうね。

お客さまに、どのサイズ(またはデザイン)の商品がいいか尋ねるとき

[店]What size would you like?
(訳)どのサイズがいいですか?

[店]What pattern (or design) would you like?
(訳)どのデザインがいいですか?

どれぐらいの量がほしいか尋ねるとき

[店]How much would you like?
(訳)どれぐらい(の量)必要ですか?

少しあいまいなところはありますが、
具体的な個数が数えられないような場合には、How much を
個数が数えられる場合は、How many を使います。

[店]How many pieces would you like?
(訳)何個、必要ですか?

おみやげ店での英会話を通して

おみやげ店やギフトショップで利用される英会話を
シーン別にとりあげています。

コロナウイルスも一時の脅威的な状況は脱してきました。
海外からの訪問客も増えることだと思いますので、
おみやげ店やギフトショップの方は、
ぜひ英会話を学んで
お店の売り上げに貢献しましょう。
オーナーの方も店員さんの教育に利用してください。

また、海外へ旅行される方にとっても
とても勉強になると思います。

このシリーズ以外にも
英語を楽しく学べるような記事を
どんどん投稿していきますので、
よろしくお願いいたします!

タイトルとURLをコピーしました