わかりやすい 英文法 5文型

英文法

5文型

いきなり文型とかいうと、拒絶する方がいるかもしれません。

最初だから、我慢しましょう。この5つです。

  • S(主語) + V(動詞)
  • S + V + C(補語)
  • S + V + O(目的語)
  • S + V + O1 + O2
  • S + V + O + C

完璧に覚える必要はありません。
なんとなくでも、文の基本形があることを頭にいれておくと、
あとの伸びが違うと思います。

第1文型

文型の1つ目です。

  • S(主語) + V(動詞)

Everyone left.
訳: 全員が去った。

主語と動詞だけの文。
これはわかりやすいですね。

第2文型

文型の2つ目です。

  • S(主語)+ V(動詞)+ C(補語)

The earth is blue.
訳: 地球は青い。
→ 補語という用語がわかりづらいと思いますが、
動作の主体(主語)でもなく、動作自体(動詞)でもなく、動作の客体(目的語)でもなく、
ある状態を示すときに利用されているものと考えておけばいいでしょう。

Her dream came true.
訳: 彼女の夢が現実になった。
→ become, fallなど、状態の変化を示す動詞が使われるとき。

She seemed happy (in her new school).
訳: 彼女は、(新しい学校で、)楽しくすごしているように見えた。
→ seem, appear, lookなど、外見を表す動詞が使われるとき。

These strawberries taste sweet.
訳: このイチゴは、あまい。
→ feel, taste, smellなど、感覚を表す動詞が使われるとき。

第3文型

夢をあきらめないで
(岡村孝子の歌、何度も聞きました。
結局、あきらめました。
それなら言うな、という話ですが。
しかし、違う夢に向かっています。
あきらめるまでは、絶対にあきらめないつもりで頑張る。
あきらめるべきときはある(?)。
でも、次のものを見つける。
本当はそれが大切。)
これからです。

  • S(主語)+ V(動詞) + O(目的語)

Karen loves cats.
訳: カレンは、猫が大好き(猫を大好き)。
→ 目的語をとるので、日本語訳すると、「~を」となるのが通常ですね。

Everyone takes the class.
訳: 全員が、その授業を受ける。

ワンポイント・レッスン

Everyoneは、それぞれの人が、みな同じように、すなわち全員という意味ですが、
それぞれの人にポイントがあるので、動詞には、第三人称単数のs がつきます。

このあたりで、S、V、O、Cのもともとの単語をちらっと見ておきましょう。

S 主語 Subject
V 動詞 Verb
O 目的語 Object
C 補語 Complement

これからは、SとみたらSubjectと思い出してみましょ

第4文型

  • S(主語) + V(動詞) + O1(間接目的語) + O2(直接目的語)

Karen sent him a letter.
訳: カレンは、彼に、手紙を送った。
→ O1 に対して、 O2 を~する、みたいなときに使われます。

O2が、動作の直接の対象です。

I told him the story.
訳: 私は、彼に、そのことを話した。

また、これらの文は、それぞれ以下のように書き換えられます。

Karen sent a letter to him.

I told the story to him.

子どものころ、この書き換えについて、
「間・直」「直to間」
(カン・チョク・チョク・トゥー・カン」
と覚えた記憶があります。

そのままですが、ゴロがいいので覚えやすいかと。
(塾の先生にいわれたことを素直に。
大人になっても、素直さは大切だなと感じます。
素直すぎて、だまされるのは嫌ですが。)

第5文型

S + V + O + C

Karen named her cat Kitty.
訳: カレンは、猫をキティと名付けた。
→ O を C の状態にする(であるとする)、みたいなときです。

They painted the wall green.
訳: 彼らは、壁を緑でぬった。

Karen thinks the gentleman a politician.
訳: カレンは、その紳士が政治家であると思っている。
→ もっとも、ネイティブにきいたところ、これは古い表現で、普通は
Karen thinks (that) the gentleman is a politician.
というとのことでした。

なお、that を入れるかどうかは、人によるとのことです。
なんとなく雰囲気はつかめましたか?
これで文型は終わりです。

簡単な文だけでなく、
難しい長い文でも
どの単語・フレーズがS、V、O、Cにあたるのか
意識して理解していくといいです。

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